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すべての始まり、2013年1月23日付・江戸川区教育委員会からの「補食廃止通知」実物は 【 ここ 】 にあります。【 この記事 】 とあわせて一読がおススメです★

(3/14追加)公開質問状(請願書)に対する、江戸川区教育委員会の回答は【ここ】【この記事】とあわせてご一読を。

2013年2月10日

「えどがわくちょうさんはひどすぎるよ!」小2女子、涙の訴え。

本ブログ開設、初日からたくさんのアクセスをいただいおります。いまだ、日別のアクセス数が大きく減ることはありません。関心をお寄せいただき、本当にありがとうございます。

さて今日のお便り。

「娘(2年生)は、1年生の時は17時少しすぎにお迎えでしたので、ちょうど補食開始の時間。夕飯に響くことを考えて(小食なこともあり)、あえて補食は頼みませんでした。

でも毎日迎えに行くと顔を見るなり「ママおなかすいた!!」と大騒ぎ。「おやつがある保育園に戻りたい!」と泣かれたこともあります。とくに一年生の一学期は、慣れない学校生活と学童(すくすく)生活に毎日グッタリ。帰宅すると、ランドセルを投げ出して、廊下に倒れてそのまま寝てしまうなんて出来事もありました。(今ではすっかりたくましい2年生です)

こちらとしては、お迎えの後は一刻も早く帰宅して夕飯にしたいところでしたが、そのあと下の子を迎えに保育園も行かなくてはならなかったので、それまでおなかが持ちません。そこで会社の帰りにコンビニや駅売店でちょっとしたおやつ(夕飯に響かない程度)を買って、保育園に向かう5分ほどの自転車の後座席で食べさせるようにしました。娘は「ママほしょくだね~」といって、毎日楽しみにしていました。緊張して疲れた表情が、「ママほしょく」を口にすることで笑顔に変わり、今日こんなことがあったんだ~などお喋りも出始めて、とてもうれしかったと記憶しています。おなかが満ちると、人は笑顔になる。本当です。

いま娘は、私の転職により学童登録は長期休暇の時だけになりました。でも学童には、学年を超えて仲の良いお友達がたくさんいます。その娘に、学童の補食が廃止になっちゃうんだよと話したら、聞いた瞬間に「ひどいよ!なんで?!」とびっくりするくらいの声で叫んで、「なんで?なんで?!」と泣きそうに聞くので、こっちもあまりの反応にかなり驚きつつ、江戸川区の偉い人が決めたんだよと話すと、

 「えどがわくちょうさんはひどすぎるよ!
 だってみんな6時までいるんだよ! 
 おなかすいて死んじゃうよ?! たおれちゃうよ!?
 なんでそんなひどいこときめるの?!」
と、半泣きで怒りました。

どうして補食がなくなるのか、私なりに(自分の見解も加えて)一生懸命に説明しましたが、納得はしてもらえず。それはそうです。子どもにとって大人は、いつも自分たちの幸せを一番に考えて、大切に守ってくれる存在。両親も祖父母も、保育園の先生も、お友達のパパやママも、大人はすべて信頼できる存在のはずだったのに、お金のために「君たちのおやつ無し!」を突きつけてくる、そんな大人も世の中にいるんだということが、理解できるはずもありません。

家庭のように守られていた保育園という安心できる場所から、急に放り込まれる学校&すくすく。学童っ子にとって、学校デビューは入学式ではなく、4/1から行く「すくすく」です。緊張と疲労の連続の新一年生、ことに在校時間が長い学童っ子にとって、そこで救いとなるのが5時過ぎに出てくる温かいスープやおにぎり、おせんべい。これを子どもたちがどれほど、どれほど楽しみにしているか…補食を経験してない娘ですら、わかっています。

利用者不在、子ども不在で今回の決定を下した江戸川区のやり方に、強い不信を抱きます。デブになるから? 食材廃棄がもったいない? 全部後付け理由なのが見え見えなのに、それでもしれっと出すあたり、あきれ果てます。作ったものの利用者が少なくて閑古鳥の〇〇〇館とか、不必要に豪勢な〇〇〇会館とか、いつもガラガラの〇〇駐車場とか、区内の建築業者に発注する建築物にかけるお金は億単位で出せるのに。それでも子どものおやつをとりあげますか?」

今、いただいている多くの声は保護者(大人)ばかりですが、実際にいま、補食をいただいている子どもたちの声はどうなんでしょうか。「補食、なくなるんだよ」と告げた時のお子さんの反応や、実際のお子さんの声などもいただけるとありがたいです。

でも一番補食を必要としているのは、やはり体の小さい、4月からの新一年生ですね。この子たちは、そもそも補食を経験していないので、わかりにくいかもしれません。ただ保育園のような楽しいおやつタイムはもうなくなり、18時まで空腹感に耐えながら水道の水を飲むだけです。

お金の話が出たので、ちょっと補足。

2月5日付記事、「はじまりは…教育委員会からのお手紙」に詳細がありますが、補食廃止によって、区は10,282,000円…約一千万円の削減効果を狙っています。

ところがこの一千万円は、補食を利用している家庭のうち、生活保護や就学支援・非課税家庭など公的援助が必要な家庭への補助金であって、そうでない家庭は、月額1,700円の補食費を自己負担しています。そして各校の学童で、保護者から集めたお金をプールして食材を調達し、150kcalの枠の範囲で提供しています(何を出すかは、各々の運営に任されています)。そして会計報告なんかも、学童スタッフと保護者の会計係などで確認して、おそらく毎月発行しています。

なので一千万円の「恩恵」は、生活保護などを受けていない一般家庭には、何の関係もない、という話です。もともと、実費はすべて自己負担で食べさせてきたのです。

またこれに関して、補食廃止後、たとえばおせんべいのような傷まないおやつを子に持たせて、時間を決めて食べさせるといった運用はできるか? と、すくすくに問い合わせたという話もありました。

答えはNO。持ち込みもできないのです。

さて次に…

「私も働いています。娘はまだ2歳なので具体的な意見はできませんが、今回に限らず区の働くママへの対応、放射能対策など憤ることばかりで、メールさせていただきました。

小学校の子どもたちが、お腹を空かせてお母さんのお迎えを待つことを想像していただけませんか?補食についてはぜひ再検討していただきたいです。お願いします。

みなさんのメールを読み、涙が出そうになりました。
ブログを書いてくださっている方のコメントもいちいち納得することばかりです。
お忙しいことと思いますが、どうぞ寝てくださいね。
また、西葛西はちょっと遠く、署名には行けないのですが、郵送など何か方法があれば教えてください。そのほか、何かお手伝いできることがあればどうぞお知らせください」


ありがとうございます。
とにかく陳情まで、ここが踏ん張りどころとやっております。

署名は…実は今、署名用紙を作ってる最中なのですが、Webでダウンロードでご提供を予定しております。お手数ですが各自で印刷いただき、郵送という形でご協力いただけます。その際は、ぜひよろしくお願いいたします!

早くやりたいんですけど、とにかく追いつかないのです(汗。
今は、こうして情報を発信することや陳情書をまとめることを最優先に、やってます。
もう少し、お時間をくださいませ。

では今日はこの辺で。

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