さて、現在の補食利用家庭が、補食の廃止を知ったのは、今年の1月23日でした。
では補食の廃止自体(&要支援家庭等への補食費約一千万円の削減)を、江戸川区はいったいいつから検討していたのでしょうか?それを、議会に知り合いもコネもない私たち一区民が知るすべは、公開されている情報から探すのみです。
ちょっと参考になる資料がありましたので、今日はそれをご紹介しましょう。
まず、江戸川区のHPにアクセスします。
右のナビから「江戸川区議会」をクリック。
↓
区議会のサイトに入ります。「会議録検索」をクリック。
↓
左側の青いナビから「会議録検索」をクリックし、
検索キーワードに「補食」と入れて、「検索実行」します。
「補食」ですよ~。「捕食」じゃないから、注意してくださいね~
↓
すると…
「補食」を含む会議録が表示されます。
一番上の、昨年10月12日の「決算特別委員会」をクリック。
↓
出ました♪
「補食」を含む発言が、左側のナビで黄色くマークされており、選択すると読むことができます。2画面表示したり、文字を大きくしたりと色々操作もできます。またテキストデータでダウンロードもできますので、取り込んでからゆっくり読むのもいいですね。
では、補食に関する部分だけ、ちょっと抜粋してみましょう。
質問者の方
「また、学童クラブについては、すくすくスクールが始まって以来、ちょっと補食のあり方が時間なんかも変えたりして対応しているところもあって、補食のあり方なんかも変わってきています。今後のすくすくスクールの方針とか、学童クラブの方針にもかかわってくると思うんですが、学童クラブに関しては、今後どのようにしていくおつもりかちょっとお聞かせください」
回答された方
「補食の件でございますけども、もともと、今、現在やってるのは、学童クラブ登録のお子さんだけでございまして、月額1,700円お預かりして、補食としてお預けしていたんですが、補助制度もございまして、実は、収入に応じては区のほうで負担をしているというところも、実態もございます。
そういった中で、現実には、学童登録してるお子さんが来る、来ないも含めて、結構、浮き沈みといいますか、ありまして、非常に補食自体が無駄になっているという実態もございます。
そういうことから、例えば、栄養学的、エネルギーの摂取、カロリーの問題からいきまして、3食のうち、学校給食との関係、家庭での摂取、そういったことを勘案しまして、いわゆる補食としての制度は、なくても大丈夫かなということで、今、これもまさしく見直しの対象として検討しているところでございます」
なる~
昨年秋から、すでに廃止するつもりで検討されていたことがわかりますね。
また、廃止通知の「補食が肥満の原因」「食材廃棄の無駄」などの理由が、ここから由来していると推測できます。
で、ここにつながるわけですね↓
仮に、「保護者が完全自主運営でやるならいいよ」となったとしても、1月末に予告もなく説明会もなく廃止として、4月からいきなり自主で運営やれば?…って、常識的に考えて、時間的に無理では。
もう3月ですし、4月からの新一年生学童は、やはりすきっ腹抱えて6時まで水だけ飲んでる状態になるのでしょうか。
また上のお手紙で、すでに現在の状態を「自主運営」という表現を用いていることから、区は、あくまで「受託」しているだけ、もともと学童のおやつは自分たちの仕事の領分ではない、親がやることだ、というスタンスであると読み取れます。
働いていて、3時だの4時だのに、わが子におやつを出したくても出せない、そういうが親が、とっても困ってるんですが…
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