メールが転送の転送で拡散、Twitterでも広まっています。
さて、西葛西地区のある小学校で、昨日、本件に関して保護者会が開催されたという情報が入りました。ありました。各地で、声を上げる保護者が出てきているようです。
さて続々と入ってくる声。今日のお便り。
「4月より新一年生の保護者です。
先日の入学説明会ですくすくの担当者からは補食廃止についての説明は何もなく、ママ友からのメールで知り、がく然としました。
仕事、辞めろって事かと思いました。
現在、保育園に18時半まで、預けています。
毎日、帰ってこから「お腹空いた」連呼です。おやつ毎日、食べて来てるのに。
4月1日から環境も変わり、おやつもなしで、朝から、夕方まで、
すくすくスクールに行ってくれるか心配です。きっと、イヤだと言うでしょう。
私も仕事に行くの憂鬱になります」
同じ声を上げておられるメールは、たくさんありました。
次に、2年生と6年生のお子さんのある方から。
「家に帰って食べさせれば良いなんて簡単なことではないはず
迎えにもいけず一人で家に帰って、だれもいない所でお菓子やジュースを飲む。
誰が量を決めるのでしょう。それこそ肥満の原因を作ろうとしていませんか?
補食の準備等職員の皆様の苦労がわからない訳ではないのですが、保育園を卒園すれば小さい子供ではないという間違った考え方があるのです。
フルタイムで働き、きちんと税金も納めているのにバカにしていませんか?
区民の声を聞いてください。
昔のようなパートの仕事ばかりではないのです。
働く母とその子供たちを助けてください。
私も子供も補食で助けられました。簡単に廃止にはしないで下さい。お願いします」
ここで、2/6の記事でご紹介した、「区としてはフルタイム勤務の母親は考慮の対象として考えてはいないのではないか」という、一文が頭をよぎります。
確かにフルタイムは少数派。駅チカで延長ある保育園なんかはフルタイム多め、駅離れると、パート&自営率UP傾向。それでも、全然いないわけじゃない。
小学校はいると、これも地域によりますが、クラスでフルタイム自分だけ?みたいなことも。とにかく少ない。そして補食を必要としている子の家庭の多くは、フルタイムママです。
2/5の記事でご紹介した、教育委員会の一文…
「学童クラプ登録で18時まで延長する児童のうち希望する保護者の自主運営(捕食の調達や提供、管理を受託)で、利用者はすくすくスクールに登録する全児童の5.6%に減少しています。」
その少数派は、積極的に納税や社会保険納付の義務を果たし、かつ家事労働の内助の功で働く夫を支え、そして次世代を生み育てています。
「補食があることで長い時間をまっていられるな、
今日の補食何だった?なんて会話しながら夕飯のしたくできるし、
何とか補食を続けていただきたいです。宜しくお願いします」
おなかのすいた子どもの要求って容赦ないです。わかります。
3時とかにおやつ食べてて、さらに5時くらいにチョコくれ!クッキーくれ!って言ってるわけじゃない。昼の給食の後、アメ一個すら食べてないわけで。
ひもじくてぎゃーぎゃー泣く子を前に、「ご飯作るから、水でも飲んで、あと1時間待ってなさいっ!」って言えるほど、母は鬼になれませんよ~
次、ちょっと長いけど、すくすくからの廃止説明を書かれている方をご紹介します。
(下線がすくすく側からの説明部分)
「当方、保育園卒業後、学童クラブへお世話になっております。女の子です。
3月生まれということもあいまって、体も小さく食も細いです。
お迎え後、娘は習い事に向かいます。私もこの後、
食の細い体の小さい子供が、
私たち家族にとって、給食から夕飯までの間のつなぎの補食は
文字通り「補食」であり、
この生活上で欠かせない「補食」がなくなる知らせを、一方的にすくすくスクールから次年度更新の際に受けました。それまで、
衝撃でした。
その時の内容は
カロリー摂取は十分とれている。過剰摂取はデブ製造につながる。
→ 子供(家庭)によって摂取には違いがあり、
廃棄が問題
→ この問題について利用側(保護者)が知らなかったことが問題。(すくなくとも私は聞いていません) 問題があるならば、
色々思うことあると思うが、
学童は18時までなので、
→ 余計なお世話である。こちらは18時以降のことを学童にお願いしているわけではない。子供のことを考えて、すくすく活動中の時間に補食を摂取することが必要だと考えお願いしているものである。だいたい18時まで水以外口に出来ない事が問題だと言ってるのに工夫しろと言われても?」
足りないものを補ってるから、「補」食です。必要だから、やってきたんです。
5時間目が終わって、3時前にまっすぐおうちに帰る子どもたちはたくさんいます。そのご家庭でも、おやつは出しているでしょう。夕飯まで、おなかすいちゃいますからね。
でも共働き家庭の学童っ子は、おやつ抜きと、したわけです。
まだまだお声、募集しています!
ここから余談。
「食育」に、とってもとっても力を入れている我が区では、昨年12月に「食育パンフレットができました!」として、こんなんを作っていました。ここにあります(PDF)。
ふむふむ。3歳から就学前の、幼児さん向けのようです。
と、そこに…あっ!
「おやつ」って書いてある…。
行政上、就学前の子どもは3/31までは「幼児」で、4/1から「児童」になるわけです(よね?)。
んではつまり、3/31までは、おやつは、「食事でとりきれない栄養や食品を補う、よいチャンス!」で、4/1から、「肥満するから不要!」ってことですね。
さらに、江戸川区には「江戸川区食育推進連絡会」っていうのもあるんです。
「学識経験者、保健・福祉・環境関係者、教育関係者、生産関係者、区職員の20人で組織されています」だそうです。プロの皆さんが、子どもと食事について検討されてるんですね~
ここで、学童さんのおやつ、検討してもらいたいものです。
肥満につながるから、「不要!」って結論になるのでしょうか?
さて引き続き、いろいろ募集中です!
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